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初めて聴いても、昔から知っているような感覚に落ち入る一枚です。ギターポップ系のコンピにもよく入っていたりしますが、やっぱりフルアルバムが良いですね。爽やかだけど胡散臭くないところが、オススメです。
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もう本当に素晴らしい、本テーマに一番沿ったアルバムかと思います。日本人の共感覚に響いてくるノスタルジー。これ聴きながら散歩でもすると、見慣れた景色もいつもと違って見えてくるはずです。
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青春ギターパワーポップの銘版。当時、似たようなメロコアとか山ほど聴きましたが、ちょっと格が違いました。とにかく爽やかに、時には切なく疾走してくれます。かれこれ10年くらい2ndを期待しているんですが・・。
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音の始源を求めて - 塩谷宏の仕事
Various Artistsちょっと異色作ですが、tr3「ピタゴラスの星」なんて素晴らしいです。子供の頃に行った、遊園地とか万博とか不思議な懐かしさを感じさせてくれます。ちょっと変わったものが聴きたい方におススメです。
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もうコメントなんていらないと思うのですが、良いですよね。個人的には、「水曜の朝、午前3時」「スカボロー・フェア」「ボクサー」なんて聴くと軽く現実逃避できます。僕の新譜「88」にも随分影響受けました。
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例えば、たまたま流れていた「みんなのうた」の懐かしさに、時を忘れて聴き入ってしまう・・。そんな経験無いでしょうか?そういう感覚を1枚たっぷり味わわせてくれる作品です。こういう作品、なかなか無いと思います。
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これも間違いの無い一枚です。ちょっとした旅のお供にすると、記憶が映画のように焼き付いてくれます。夏というより初秋でしょうか。ドライな質感にウェットなメロディー。この作品と出会えた事に感謝しています。
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本当に色んな意味でノスタルジックです。ちょっと入手困難かも知れませんが・・。真夏の炎天下、エアコンの効かない車に乗って、大音量で聴いてみて下さい。笑いとセピア色の景色が、同時に襲ってきます。