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スティーヴィーワンダーのプロデュースを受け制作されたシリータの1stアルバム。
ミディアムテンポの『What Love Has Joined Together』から、壮大なストリングスが
特徴のゆったりとした『How Many Days?』まで、ポップでいてパワフルなボーカルに
は無条件に元気づけられます。
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ピアノを中心に淡々と進行していきます。清廉な心にさせてくれるアルバム。
前作より優しくあたたかな雰囲気です。
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「安息の地・ブラジル」という僕の中のイメージが本作品によって加速していきまし
た。豊穣なこのアルバムの中でも特に輝きを放っているのが『Clube Da Esquina No
2』という曲。異国の空と大地に囲まれているような、非日常的な癒しを得ることが出
来ます。
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気怠く甘い声がとても魅力的。
仮想の映画の音楽をイメージして作られた作品らしく、贅沢すぎるくらい上品でロマ
ンティック。良い意味で脱力できます。
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洗練されきった流れるようなシンセと、空間的な音の佇まい。
工業的な質感が冷たくて気持ち良いので、暑い日には『Leaving Me』をクーラー代わ
りにします。
あ、テクノです。
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彼の曲にはアコギ、ピアニカ、リコーダー、自然音など様々な音が用いられますが、
それぞれが相まって日本のノスタルジックな風景に帰結するんです。
中学の頃の夏休みみたいな、本当に懐かしい感じ。
曲名がたまらないです。『8月のヌードデッサン』とか、『停電キス』とか。
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アコースティック+繊細なストリングスの演奏に乗る至上のメロディには感情移入など
せず、ただずっと目を閉じていたくなります。音楽そのものを受け入れたくなる感じ。
彼女の生い立ちは言わずもがなですが、怖いくらいに美しく、死を匂わせるほど、穏
やか。
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これまで紹介した7枚の作品と打って変わってとても乾いたサウンド。
散りばめられたメランコリック&スローな楽曲群の中で、ディストーションが効いたい
くつかの突発的なロックナンバーがどこかピントが外れているようで、くすぐったく
て優しい。ずっと愛してやまないアルバム。