Goldmundの3枚目の作品。美しいピアノのサウンドはそのままに様々な環境音が加えられている。まるで水晶のように透き通ったピアノの音が心に強く訴えかけてくれる1枚。
ここ日本でも彼の名前を一躍有名にしたピアノ・アンビエント/ポスト・クラシカルの「the malady of elegance」から約2年。その後初の日本公演や子供の誕生などを経て制作された3枚目となるアルバム「Famous Places」。いままでの彼の作品の中で最も色彩豊かで喜びや楽しさといった"陽"な雰囲気を感じさせてくれる作品。それはやはり子供の誕生という喜びに満ちた人生の新たな出発に立っている彼の心情が強く表現されているのではないでしょうが。基本的にメロディーや楽曲の持つ明るい雰囲気以外はいままでの彼の作品を踏襲したもので、独特のピアノの音質を中心にラップトップで電子音のアレンジを加えています。その、オルゴールのようにキラキラとして素朴で飾り気のないピアノの音質とメロディーは彼にしか出来ない音であり、それがGoldmund (Keith Kenniff)の個性や人柄を表しているといえるでしょう。また、新しいGoldmundの世界がここからはじまります。
SongList
- Alberta
- Bergen
- Bowen
- Brown Creek
- Conestoga
- Dane Street
- Edale
- Fort MaClary
- Grass Rides
- Havelock
- Hope Avenue
- Jones Beach Dune