80年代東京ニューウェーヴ・シーンの中でも、戦前前衛芸術とテクノポップ、そしてシャンソニエ風という異色の融合を果たしたゲルニカ。その音楽は今聴いても斬新(ざんしん)で、どこか残酷なユーモアにもあふれる。大体がピカソの反ナチズムの傑作からユニット名を拝借しているにもかかわらず、上野耕路と太田螢一ルックスはナチのそれに酷似しているし、戸川純はマレーネ・デートリッヒのようである。しかし、そんな矛盾や諧謔が楽しまれた時代の音楽は、やはり豊か。3つのテーマから成る3枚のディスクには、未発表音源やライヴも収録されており、その堂々たるシュールレアリスティックぶりは生でも凄まじい。今、ここまで濃厚で異形のポップはないのでは!?(Amazon.co.jpより)
SongList
- ブレヘメン
- カフェ・ド・サヰコ
- 工場見学
- 夢の山嶽地帯
- 動力の姫
- 落日
- 復興の唄
- 潜水艦
- 大油田交響樂
- スケエテヰング・リンク
- 曙
- 銀輪は唄う
- マロニエ読本
- 戒厳令 (デモ・テープ/1981)
- 蘇州夜曲 (デモ・テープ/1981)
- 潜水艦 (デモ・テープ/1981)
- 動力の姫 (新宿ロフト・ライブ/1982.7.24)
- 銀輪は唄う(渋谷ライブイン・ライブ/1988.11.9)
- 潜水艦(渋谷ライブイン・ライブ/1988.11.9)
- 磁力ビギン
- 集団農場の秋
- 水晶宮
- 二百十日
- 少年の一番の友
- クラウド9
- パノラマ・アワー
- 輪転機
- 交通賛歌
- 電力組曲 a:ダムの唄
- 電力組曲 b:電力の道筋
- 電力組曲 c:電化の暮らし
- 髑髏の円舞曲
- 絶海
- 磁力ビギン (デモ・テープ/1988)
- 水晶宮 (リハーサル/1987)
- 輪転機 (渋谷ライブイン・ライブ/1988.11.9)
- 髑髏の円舞曲 (渋谷ライブイン・ライブ/1988.11.9)
- 磁力ビギン (リハーサル/1987)
- 地球ゴマ
- 百華の宴
- ノンシャランに街角で
- 海底トンネル
- 或る雨の午后
- アンナプルナの鐘
- 青銅の軟体
- 来たれ死よ
- 戒厳令
- 夢の端々
- 陸標
- All Quiet On The Western Front