菅野浩が選ぶ「1日の最後に聞く」音楽

夏の暑い1日を終えて帰宅した時など、じっくりと疲れを取りながら音楽を聴きたいものですね。今回は大野雄二「ルパン三世」プロジェクトにも参加でも知られるサックス奏者「菅野浩」さんに「1日の最後に聴く音楽」をセレクトしていただきました。

菅野浩
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Easy Living

安眠誘導剤(?)として聴くことができる作品です。1曲目から全身の力が一瞬にして緩みます。アルトサックス奏者の僕としては深夜に欠かせない1枚です。

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Glad to Be Unhappy

同じく「ポール・デスモンド」の作品から。辛いことが続いて心が忙しい時、心のそばに寄り添ってくれる1枚。「こんな日もあるさ。」と感じさせてくれる音楽です。

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Toots Thielemans & Kenny Werner

「ハーモニカ+キーボード」のシンプルな編成にもかかわらず、幅広いオーケストレーションにトゥーツのハーモニカが染み渡る。心の深いところで支えになってくれるような作品です。

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The Brasil Project

「トゥーツ・シールマンス」とブラジルのミュージシャンとのコラボレーション。国境を越えた演奏で世界が1つになった気分にさせてくれる作品です。

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Natural

ボサノヴァの男性ボーカルは「ストライク」と言いたくなるほど「深夜」に合います。中でも「フォンセカ」の声は海で揺れ動く波間に心地よく身を任せているかのような気分にさせてくれます。

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My Funny Valentine: Miles Davis in Concert

定番のマイルス・デイビスからの1枚。この作品は世の中の全ての人を包み込んでくれると思います。私は深酒をしたあとは必ずこれ聴いて寝ています。「おやすみなさいzzz。」

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Come Away With Me

ニューヨークの9.11テロのあとに発売されたこのアルバムは、当時のニューヨーカーや全世界の人々の心を包み込んでくれました。自分の中の善なる心を引き出してくれる1枚です。

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New Moon Daughter

異彩を放つカサンドラの作品。「人はそれぞれ異なる意見を持っている。だからこそそれぞれの存在意義がある。」彼女の音楽にはそんなことを考えさせてくれるエネルギーを感じます。勇気をもらえる1枚です。