ギタリスト、プロデューサーとして才能を発揮しているブラジル人アーティスト、初のワールドワイド・リリース。ダニエル・ジョビンらの参加を得て、心地よいサウンドを紡ぎ出している。(Amazon.co.jpより)
前作『スローモーション・ボサノヴァ』がヒットしたブラジルのシンガー・ソングライター、セルソ。彼はプロデューサーとしてもガル・コスタ、ダニエラ・メラクリらを手がけた才人だ。本作は初のワールドワイド・リリース・アルバムで、前作の路線を引き継ぎながらもそのサウンド構成、音づかいはさらに熟成されている。たとえばボサ・ノヴァ、サンバ、北東部の伝統的なリズムといった音の要素を土台に、そこに曲によってはサンプリングを用いたり、ファンクやジャズのテイストを添えたり、ミニマル的な手法を取り入れたりしているが、現代的な音の要素の導入はあくまでもスパイスの役割だ。本作に一貫して流れるのは彼の温かなヒューマニズムであり、自身の方法でブラジルの風土が育んだ音楽伝統の豊かさ、美しさを伝えたいという、彼の真情だ。心の機微を伝える、デリカシーに富んだヴォーカル。その歌声と絶妙に溶け合う、洗練されたブラジリアン・サウンドはたおやかで、休日の昼間にまどろんで聴きたい逸品だ。(Amazon.co.jpより)
SongList
- Bom Sinal
- Sem Resposta
- A Origem da Felicidade
- The Night We Called It A Day
- Meu Samba Torto
- Febre
- Consolao
- Ela Carioca (She's A Carioca)
- Teu Sorriso
- Slow Motion Bossa Nova
- Minha Dalva de Oliveira
- Butco 2