epic45のBen HoltonのソロプロジェクトMy Autumn Empire。アコースティック・ギターと電子音やサンプリングがほのかに交差するなんとも心地良いアルバム。目の前がキラキラとして、なんだか子供の頃のあの夏が蘇っちゃいます。今日すらも想い出に変えちゃう一枚。
ちょっと前の作品だけど、かなり好き。グリッチなどの電子音よりの音楽だけど、とってもドリーミーなメロディーと感情的な表現とクラブミュージック的な要素がふんだんに取り入れられていて、非常に完成度の高いアルバム。[ TV Show ]という曲は風の温度すら変えてくれます。
渡辺シュンスケさんによるオルタナ・ピアノ・トリオ「シュローダーヘッズ」。ライブはもちろん、この作品の好きなところは作曲とアレンジ。タイトル曲でもある [ Newdays ]は名曲です!間違いなく虹がキラッキラに見えるはず。
バッハ先生の平均律クラヴィーアは数あれど、個人的にはこのリヒテルさんの演奏が美しすぎる。これを静かに聞きながら虹が見れちゃったら、僕は神に愛されているんじゃないかと錯覚すること間違いなし。なんだか色々なことがどうでもよくなる一枚。
かつてはクイーンのツアー・キーボードを務めるなどもの凄い経歴のMorgan Fisherは多くの日本のCM音楽を手がけているのですが、この作品集がほんと素晴らしい。中でもNISSANのSHIFT anthemや、最後の曲TERRA AZZURROは秀逸。野外で聞くと意外なほど冴えわたるんです。
作曲家、道下克己さんによるBurt Bacharachのカヴァー集で、土岐麻子さんも参加しています。もともと名曲ばかりなのに、どれも素晴らしいアレンジでとっても優しい。Close to youもいいけど、2曲目の『雨にぬれても』は最高です。うん、ぬれてもいいや。
ほんと、申し訳ありません(笑)でも、これを外すわけにはいきませんよ。最後の曲 [ friend comes from east ]はバッハの名曲『主よ、人の望みの喜びを』をアレンジさせていただいた曲ですが、かなり強引に虹を出してくれます。現在、リマスター盤として全曲ミックスを変えて再発予定。
すっごく悩んだ8枚目。他にもいっぱいあるんだけど、やはり言わずと知れたトロピカルDUBバンド、リトル・テンポでしょう。この作品に収録されている [ over the rainbow ]こそ、このテーマにふさわしい!誰かと一緒に聞きたい音楽。世界は音楽によってさらに美しく感じるんだな。