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ブラジルが生んだ天才コンポーザー二人の共演です。日本でのEdu Lobo知名度がまだあまり高くないのが不思議です。ここにある創造物(曲)たち、その声、音。これは奇跡です。
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イタリアのSchemaレーベルからの本作は、シブく奥行き深いMarioの歌声とHigh Fiveのコンテポラリー感溢れる演奏です。本作はアルバムという音楽形態の洗練の極みを感じさせます。また、なぜかモードというコトバが思い浮かびます。
名訳邦題「死刑台のエレベーター」のサウンドトラック完全版。悶えそうなたまらないクール感を感じます。また、ラッシュを観ながらの即興演奏とは信じがたいものがあります。フィルム自体のクオリティの高さはもちろんですが、Milesのトランペットなしにはあり得なかったはずの作品です!
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81年リリース、ポップスシンガーCarlyのジャズアルバムシリーズの1枚です。演奏メンバーは当時のフュージョンスターが勢ぞろいしています。Torch(失恋)をテーマにシブめの選曲と、重くなりすぎないタッチのCarlyのボーカルはとてもGoodです。
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Shorterのリーダー第2作。アルバムジャケットのサイケさがとてもかっこいい作品です。彼の持ち味、オリエンタルムード全開、彼のオリジナル曲と奏でる音の圧倒的存在感は時を越えています。
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ブラジルの至宝、Toninho Hortaの信じられないGroove感のギタープレイ、浮遊するボイスは「深さと豊かさ」を感じます。ブラジルの大地は、どこまで芳醇なアートを生むのだろうと感じさせる1枚です。
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小学生の頃、深夜のラジオから突然流れてきた「Shining Star」が衝撃と共に新しい時代が来たことをひしと感じさせてくれました。ハイライトの「Shining Star → That's The Way Of The World」という流れは永遠にスリリングな瞬間です。
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サンタナの弟、ホルヘサンタナが率いるバンド。熱いがイケイケラテンではなく、すっきりとした喉越しの心地よいラテンサウンドです。