モダン・クラシカル、エレクトロニカ、アンビエント、ガレージロックとボーダーレスに活躍し、
そのイマジネイティブな孤高のサウンドスケープで注目を浴びるアルゼンチン・ポスト音響派の貴公子Ulises Conti(ウリセス・コンティ)。
過去10年に及ぶソロキャリアからセレクトされた楽曲は、洗練された優雅さと深い叙情性を持ったピアノ・ソロ、
ヴィオラやバイオリンとのメランコリックな 掛け合いが美しいクラシカル作品、まるで深海の中にいるようなアンビエント、
アメリカーナのニュアンスを見事に取り込んだ牧歌的フォークトロニカまで、バラエティ豊かな全編を通し、
耽美かつ映像的なUlises独自の美的感覚が貫かれた集大成的作品になっています。