ビルボードのヨーロッパ・チャートで1 位を記録した前作『クライング・ライト』から1 年半余で届けられたアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ、待望の4th アルバム! ビョークとのデュエット「Fletta」、名門ロンドン交響楽団が全面参加した「Ghost」、先行シングル曲の「Thank You forYour Love」をはじめ、11 曲を収録! 大野一雄の映像と大野慶人の舞踏とのコラボレーションという、まさに『クライング・ライト』のリリースに伴う世界ツアーの締め括りにふさわしい形で、今年2 月に奇跡の初来日公演を果たしたアントニー。 それから数ヶ月経った6 月、大野一雄は103 才でこの世を去り、アントニーはガーディアン紙で追悼文を執筆した。 収録曲の多くは、『クライング・ライト』と同時期に書かれたものだが、前作以上にラフで生々しい感触があって、様々なスタイルの曲が混在しており、実際の録音も複数の場所で行われている。とはいえ、アントニーの歌の芯は全くブレないので、とっちらかった印象はなく、これまでのどのアルバムとも異なる、しかしアントニー・ アンド・ザ・ジョンソンズのものでしかない、新たな傑作と呼ぶにふさわしい作品になっている。(Amazon.co.jpより)
本名アントニー・ヘガティ。1971 年、イングランド南東部の町チチェスターに生まれる。 1977 年にはアムステルダムに、さらに10 才の頃にはカリフォルニアのサン・ホセに移住。80 年代初めに相次いで登場したカルチャー・クラブのボーイ・ジョージやソフト・セルのマーク・アーモンドといった英国のシンガーを知り、そのジェンダーを越えた中性的な魅力に強い影響を受ける。 1990 年、ニューヨークに移り、NYU の実験演劇コースに入学。1992 年の夏には、ジョアンナ・コンスタンティンらと共に前衛的なパフォーマンス・グループ、ブラックリップスを結成、NY のアンダーグラウンドなクラブシーンで注目を集める。1995 年の解散後は、演劇性を残しつつもより音楽に傾斜した新たなグループ、アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズを率いて活動、2000 年には、セルフタイトルのデビュー・アルバムを発表する。 2003 年、ルー・リードの世界ツアーでバッキング・ヴォーカルに抜擢され、アルバムの録音にも参加。2005 年、アメリカではシークレットリー・カナディアン、ヨーロッパではラフ・トレードより、セカンド・アルバム『アイ・アム・ア・バード・ナウ』をリリース。同作により、英国最高の音 楽賞とされるマーキュリー・プライズを受賞。MOJO 誌の「アルバム・オブ・ジ・イヤー」にも選出された。 2009年1 月、セカンド・アルバム『クライング・ライト』を発表。 ビョークとルー・リードの他にも、ルーファス・ウェインライト、ブライアン・フェリー、マリアンヌ・フェイスフル、Hercules and Love Affair 、マシュー・ハーバー ト、ヨーコ・オノ、ローリー・アンダーソン等々、様々なアーティストとコラボレーションを行っている。(Amazon.co.jpより)
- Everything Is New
- The Great White Ocean
- Ghost
- I'm In Love
- Violetta
- Swanlights
- The Spirit Was Gone
- Thank You For Your Love
- Fletta
- Salt Silver Oxygen
- Christina's Farm