1st Album「Love and Realism」でピアノとその声を主軸に、そして教会という特殊な空間の響きと共に、独自の世界を展開したMujika Easel。 2010年、traumerei/haruka nakamuraをプロデューサーとして迎え、メディア・ アーティスト/写真家/美術家などと共に、"ものづくり"の本質に誠実である創作活動を行なうレーベル「dear Air」を立ち上げリリースする本作「海辺より」は、完全アコースティック楽器によって演奏されている。ある意味フィナーレのような管弦楽によるプレリュードより始まり、多方向な視点で描かれた楽曲群を見渡し、その中心には10 分に及ぶ大胆なフィールドレコーディングが配置されており、ラストには完全インプロヴィゼーションという手段によってアルバム『海辺より』の物語が見事に完結している。 前作に引き続き、ストリングスセクションにはEGO WRAPPIN'やmama!milk などにも参加している弦楽奏者&作曲家の波多野敦子、 ホーンセクションには今年7 月にflau よりファーストアルバムを発表するサックス奏者&作曲家のkanazu tomoyuki。録音、ミックス、マスタリングは、ボアダムスなどを手がけたことで知られている林皇志を迎える。綿密に、そして音からアートワークに至まで一貫して表現そのものに対して誠実に仕上げられている。 (Amazon.co.jpより)
1978 年、大阪生まれ。幼少時よりピアノ、声楽などを学ぶ。大阪芸術大学音楽学科に入学するもロック、パンクバンドに傾倒し、大学を中退。ポストロックバンドP-shirts などを経た後、凝縮された時間の中で動く子供のような生き物「映糸(エイシ)」を結成、MIdI creative/noble より1st Album『awaawa』をリリース(後に、NY の音響アーティスト、Taylor Deupree による『awaawa』のリコンストラクト・アルバム『Every Still Day』がリリースされる)。同じ頃、関西のクリエイティブ・コミュニティ「AnN-shitsu(アンシツ)」での活動の中で"Mujika Easel"が生まれ育って行く。 2005 年、難病を患らい入院治療を行うが、奇跡的に回復。東京へ転居。音楽レーベル「AnN-shitsu Records」を立ち上げ、2006 年に1st album『Love and Realism』をリリースするが、諸事情によりMujika Easel としてのライブ活動は停止。2009 年、traumerei、haruka nakamura をプロデューサーとして迎え、メディア・アーティスト、写真家、美術家などと共に、ものづくりの本質に誠実である創作活動を行うクリエイティブレーベル「dear Air(ディア・エアー)」を立ち上げ(Amazon.co.jpより)
- Prelude
- ホワイエの飾画
- Jardin
- 或る花の矛盾
- Y.
- "Love" is the...
- Intermezzo
- dans la mer,dans tes yeux