激しくアコースティックな楽器をかき鳴らし、歌い上げるヴォーカルスタイルは健在。聴いているものもストレスから開放してくれるような作品。怒りを感じたときなどに気分を落ち着けるときに聴きたくなる作品。
彼女自身のライチャス・ベイブのレーベルでアルバムをリリースして15年が過ぎても、アーニー・ディフランコを形づくるものを知ることは難しい。彼女をフォーク風のパンクでバイセクシャルでフェミニストで攻撃的な本音で生きる人と捉える者もいれば、単に歌詞がもっと良くなったアラニス・モリセットだと見なす者もいる。15枚目のスタジオ録音アルバムでは、真実はその中間あたりにあるかもしれない。彼女は「Studying Stones」で機能障害を起こした家族の肖像を描き、「Lag Time」では失恋をうまく歌っているが、「Parameters」では定まらない自伝的なビートの詩への余地も残そうとしている。さらに、そこには音楽がある。アコースティック・ギターのアーシーなファンクのリズムと柔らかな月明かりの雰囲気と、思いも寄らない曲のアレンジがマッチして、誰もが賛成するだろう意見を再確認できる。素晴らしいオリジナリティーだと。(Amazon.co.jpより)
SongList
- knuckle down
- studying stones
- manhole
- sunday morning
- modulation
- seeing eye dog
- lag time
- parameters
- callous
- paradigm
- minerva
- recoil