Just Like Honey

Review

Just Like Honey

Just Like Honey

shotahirama

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evala (port, ATAK) や Ametsub も注目する新鋭音響家 shotahirama が、JIMMY EDGAR (Warp Records)、SKIRT (Semantica Records) 等、次々にヴァイナル・リミックスを発表し続ける話題のテクノアーティスト DUCEREY ADA NEXINOとのコラボレーションEP『Just Like Honey』をリリース! 音響音楽とテクノミュージックが交錯するカッティングエッジなニューコンセプトとして、shotahirama と DUCEREY ADA NEXINO の2組がコラボレーションEP『Just Like Honey』を SIGNALDADA より5月23日に発売する。2012年に発売された shotahirama のセカンドアルバム『NICE DOLL TO TALK』のリミックスにあたる作品でもあり、「新世代の最強タッグ」等と評され、その情報公開が解禁された春以降多くの話題と反響を呼び注目されていた。

2曲が収録されたCDには、音の響きのみを抽出したストイックなサウンドアプローチから、リズムに特化したモダンミュージックへと移行する瞬間が目紛しく用意されており、リスニングレベルの幅広いレンジが驚愕の創り込みで表現されている(マスタリングは、セカンドアルバム『NICE DOLL TO TALK』同様、イギリスのPurgatoryスタジオにて Rudi Arapahoe が担当している。この事からも本作が前作のリミックス・ワークであることが強く伺える。)

孤独に包まれた明るくはない世界をそのまま投射したかのような仄暗い未来観、そしてなんとも言葉にし難い悪趣味な浮遊感、すべてのすべてが恐ろしい程に美しく細部まで描かれている。モダンミュージックのシンボルであったリズムが次の時代を纏うその瞬間が刻まれ、しかしモダンすら後にする彼らが見据えているものは恐らくテクノでもない。相反する両者がそれぞれのフィールドで獲得してきた感覚、そしてなによりも表層には決して浮いてはこない極めてクールな愛情表現が埋め込まれている。彼らが愛した音楽、それもまるで恋人のように。圧巻のコラボレーションだ。

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