1997年に産声を上げた国内産ブレイクビーツ / エレクトロニック・ミュージック・シーンの全盛を支えたレーベル、Revirth。2006年、諸事情でレーベル休止を余儀なくされたが、2011年に傑作3タイトルを再発して再始動した。そして、遂にRevirthの代名詞とも言えるこの男が、2006年発表の"空 kuu"以来、6年振り待望の新作を完成させた。ワン&オンリーで圧倒的な音、ポリリズミックな展開、深さ、ストイックな音の奥底に潜む危うさ。これまで以上に、全編エレクトロニクス・サウンドで覆われた攻撃的なサウンドは、決して大袈裟ではなく、ワールドワイドに響くエレクトロニック・ミュージックの金字塔となる作品だ。