INFINITE IN ALL DIRECTIONS

INDOPEPSYCHICS

2002年に発表された2枚のアルバム『MECKISH』及び『LEIWAND』収録曲に未発表トラックを加え、DJ Kenseiがベスト・セレクト! 2010年にWARPからリリースされたFlying Lotusの傑作「Cosmogramma」や、Flying Lotus主催レーベルBrainfeederの作品などを手掛けるLow End Theoryのドンによるリマスタリングで至高の楽曲群がここに甦る!!! 90年代後半から00年代初頭にかけては、音楽に新しい流れがいろいろ生まれ、変動や変革の時だった。DJ Kensei、nik、D.O.I.のプロダクション・チームIndopepsychicsの活動は、まさにその時代と並走していた。短くも濃密な時間の中で、彼らは次々と制作を手がけ、驚くべき変化を遂げていった。そのスピード感たるや、移り気なジャンルのトレンドすら置き去りにするほどで、その結果、ヒップホップからエレクトロニカ/音響的な世界まで突入していった軌跡は時代を象徴してもいた。そして、彼らは変化の後の時代を察知するように、2枚のアルバムを残して潔く霧散した。あれから10年近くの歳月が経ち、Indopepsychicsの音源がいま蘇る。未発表トラックも含めた11曲が選ばれ、2011年の耳でマスタリングをし直されるのだ(その任にあたるのはなんとDaddy Kevだ)。 Indopepsychicsのヒップホップ的な勘は相変わらず鋭く、前を向いて突っ走っていった時代の音源の価値を再発見するタイミングを逃さない。これは、10年前を知るリスナーにも、新たなリスナーにも、等しく新鮮でこの上なく刺激的なアルバムである。(Amazon.co.jpより)

東京のアンダーグラウンド・シーンで活躍するDJ Kensei、nik、D.O.I.によるプロジェクト。 1995年結成、90年代中~後期にキングギドラをはじめ多くのヒップホップのプロデュース/リミックスを手掛る。その後90年代末よりブレイク・ビーツ/エレクトロニカに傾倒、様々なインストゥルメンタル楽曲を世に送り出し、2002年にその活動を閉じる。 タイトに刻まれるリズムの上を縦横無尽にエレクトロニック・サウンドが這いまわり、脳内に巻きついてくるかのような唯一無二の実験音響を提示、日本のエレクトロニック・インストゥルメンタル・シーンを牽引する。また最新のコンピュータ・テクノロジーを駆使してオリジナルのアブストラクト・サウンドを追求する姿勢はいたって強固である。 リリースとしては、90年代末~00年代初頭にリミックスしたヒップホップやオリジナルのブレイクビーツ作品を中心としてまとめた「MECKISH」、2000~2001年にプロデュースしたエレクトロニカやダブを中心としたオリジナル作品をまとめた「LEIWAND」という2枚のアルバムを2002年に発表、また4枚の12インチを世に残した。(Amazon.co.jpより)

SongList
  • OR403
  • J_o_j
  • Escape
  • Rand~
  • OPS ReEdit
  • Gemini IV/V Space Nova!
  • 5_24
  • Knocking
  • Praise Due (Indopepsychics Remix)
  • Phasor~
  • The Absolution (Indopepsychics Remix)