元トニ・トニ・トニ&ルーシー・パール、そして現在はKelisなど数多くのビッグ・アーティストのプロデュースを手がけるラファエル・サディークのニューアルバム。「Sure Hope You Mean It」のコンテンポラリーかつしなやかなビートで幕を開け、往年のR&Bを思わせる「Sometimes」で終わるこの一枚は、すべてのR&Bを愛する人に満足できる一枚。 「ブッカー・Tをイメージしたグルーヴ感を意識して作った曲で、歌っていてトニ・トニ・トニのファースト・アルバムを思い出した」という「100 Yard Dash」は往年のトニーズファンなら特に嬉しい一曲だろう。 また、魅惑的な「Love That Girl」については「こういったタイプの曲はみんなを踊らせるし、こういうシャッフル・ビートを聴くと、かつて教会でドラムを叩いていた女性達を見ていたことを思い出すね」とニヤリと笑いながら話してくれた。そしてモータウン・フレイヴァー溢れるタンバリンが特徴的な「Never Give You Up」については「僕の三世代にわたって伝えたい曲さ。僕が今一緒に仕事をしているC.J.のような若い世代からスティーヴィー・ワンダーまでね」と語っている。 ラファエルからのR&Bへ深い愛情が感じられる「The Way I See It」をご堪能あれ。(Amazon.co.jpより)
オークランドに生まれ、幼い頃からギター、ドラムやベースなどの楽器や様々なジャンルの音楽に囲まれ音楽の素養を養った彼はわずか9才でプロのゴスペル・グループと共演するなど、早くから才能を開花させていた。80年代後半から90年代にかけてTONY TONI TONEの一員として活躍。その後は元アン・ヴォーグのドーン・ロビンソン、元ア・トライブ・コールド・クエストのアリとともにルーシー・パールを結成。ルーシー・パール解散後もプロデューサー/シンガーとして第一線で活躍中。(Amazon.co.jpより)
- Sure Hope You Mean It
- 100 Yard Dash
- Keep Marchin'
- Big Easy featuring The Infamous Young Spodie and the Rebirth Brass Band
- Just One Kiss featuring Joss Stone
- Love That Girl
- Calling
- Staying In Love
- Oh Girl
- Let's Take A Walk
- Never Give You Up featuring Stevie Wonder and CJ
- Sometimes
- Oh Girl (Remix featuring Jay-Z)