ボーズ・オブ・カナダの2ndアルバム。言うまでもなく素晴らしい音色やビートが秀逸な作品。様々な影響を感じさせる心地よい音楽は究極のエレクトロニカサウンドとも言えるだろう。
エレクトロニカ・シーンに衝撃を与えた1998年の『music has the right to children』から4年。ついにboards of canadaのオリジナル・フル・アルバムがリリースされた。ノスタルジックなメロディーとボイス・サンプル、そしてタフなビートによって織りなす独特の幻想的な風景は、本作においても健在。万華鏡による夢幻的な世界が描かれたジャケットさながらに、はかなく美しい曲が次々と展開されていく。 前作に比して全体的にリズムの構造が複雑になり、トリップ感が増しているのは、彼らの音楽性が確実に進(深)化していることを物語っている。特にレコードが逆回転するサウンドを応用し、これまでと異なる浮遊感を生み出すことに成功した<6><8>、中速のブレイク・ビーツが異彩を放つ<14>などは、新機軸と言ってよい。このグレード・アップした新作によって、boards of canadaは、従来までのファンのみならず、より多くのリスナーを魅了していくことになるだろう。(Amazon.co.jpより)
SongList
- ready lets go
- music is math
- beware the friendly stranger
- gyroscope
- dandelion
- sunshine recorder
- in the annexe
- julie and candy
- the smallest weird number
- 1969
- energy warning
- the beach at redpoint
- opening the mouth
- alpha and omega
- i saw drones
- the devil is in the details
- a is to b as b is to c
- over the horizon radar
- dawn chorus
- diving station
- you could feel the sky
- corsair
- magic window