ジャズの雰囲気を持ったダンスアルバム。ドラムン・ベースをモチーフに様々なジャンルの音楽が交錯されて生み出される世界観が素晴らしい作品。BGMとしても踊れる音楽としても何度も聴きたくなる名作。
5年、セカンド・アルバム『イマジナリー・マン』から「ユア・ルージング・ミー」などがFMヒットし、日本でもブレイクしたUKクラブ・ジャズ・グループ、イジット。2年ぶりとなった新作は、新しいシンガーとしてイモージェン・アンドリュース(女優ジュリー・アンドリュースの姪だとか)を迎えての録音で、彼女との出会いから見いだしたという新しい方向性を打ち出してきた。それは、UKを席巻しつつあるドラムン・ベースであり、トリップ・ホップである。透明感あふれる彼女のヴォーカルも含め思い切って臨んだ極めたかたちは、タイトル曲(6)や(7)で聡くことができる。が、そのほかも、インストの(1)(5)(9)(10)はもちろん、比較的これまでのクラブ・ジャズ・サウンドを踏襲しているといえる(2)(3)でさえも、音の響き自体がずいぶんと違っているのが明らかだ。生ドラムの存在、その併用が、ドラムン・ベース的行き方においても多彩さをもたらしているようでもある。(4)(8)には男性ヴォーカルが参加。(Amazon.co.jpより)
SongList
- Blakey
- I'm Still Here (Funky NASA Mix)
- Your Maiden Voyage Begins (E.T.A edit)
- She Brings the Rain
- Lost In Space
- Catapult
- Un-American Ending
- Evil Walks
- Sex, Lies and Pyramids
- I'm Still Here (Deep Mix)
- 2099
- 5 Years Old