ビョークが歌うジャズということだけでも貴重な音源だが、シンプルな編成での的確な演奏を聴かせるバンドも聴きどころである。お酒や食事と一緒に楽しみたい作品。
1990年に母国アイスランドのレーベルからリリースされたビョーク幻のジャズ・アルバム。ピアノ、ドラム、ベースのトリオによる、シンプルだが確かな技術に裏打ちされた演奏に乗せて、伸びやかな歌声が楽しげに舞う。ジャズとの相性はというと、童謡を歌うように天真爛漫に歌う彼女の声を聴けば懸念は消し飛んでしまうだろう。それどころか、全編母国語の歌詞、地元レコーディングという制作環境のせいか、他の作品にはないリラックスしたパフォーマンスを発揮している。さまざまなジャンルのサウンドをどん欲に取り入れながらも、それらを圧倒する素晴らしい歌を聴かせるという、後年の特長がすでに確立されていることを確認できる意味でも貴重な作品だ。 (Amazon.co.jpより)
SongList
- Gling GL
- Luktar-Gvendur
- Kata Rokkar
- Pabbi Minn
- Brestir Og Brak
- Astartfrar
- Bella Simamaer
- Litli Tnlistarmadurinn
- Pad Sst Ekki Saetar Mey
- Blavisur
- Tondeleyo
- g Veit el Hvad Skal Segja
- Dansi Med Pr
- Brnin Vid Tjrnina
- Ruby Baby
- I Can't Help Loving That Man