What We Must

Jaga Jazzist

ノルウェーのグループ「Jaga Jazzist」の2005年発表のアルバム。ジャンルを特定するのが難しい音楽の幅の広さを感じさせる内容で何度聴いても飽きさせないところが本作の特筆するべきところである。心地よいサウンドでお酒と共に聴きたくなる作品。

内容 (「CDジャーナル・レビュー」より) ジャズとエレクトロニカ。その融合劇は、北欧フューチャー・ジャズの代名詞的レーベルとなったジャズランドを中心に、クラブ・ジャズ・シーンでは90年代終盤頃からよく見られた動きだ。だが結局のところ、それがクラブ・ジャズというフィールドの中での注目レベルに留まってしまったのに対して、この総勢10名の音楽家集団、ジャガ・ジャジストはそのハードルをいとも簡単に乗り越え、エレクトロニカやポスト・ロックのリスナーから熱狂的支持を得てきた。これは、そんな風にして一躍フューチャー・ジャズとエレクトロニカの懸け橋的アイコンとなった彼らの、エクレクティックな音楽性がもっともロマンティックな形で出た作品と言えるだろう。オーガニックな演奏が生み出す音の流れは圧倒されるほど雄大で、とてつもなく美しい。ニンジャ・チューンにとっても、これはここ数年での最大の収穫に当たる作品なのではないだろうか。 (小暮秀夫) --- 2005年04月号

SongList
  1. All I Know Is Tonight
  2. Stardust Hotel
  3. For All You Happy People
  4. Oslo Slyline
  5. Swedenborgske Rom
  6. Mikado
  7. I Have A Ghost,Now What?
  8. Mikado(Demo)
  9. All I Know Is Tonight(Demo)
  10. Stardust Hotel(Demo)
  11. Swedenborgske Rom(Demo)