ベーシストであり、コンポーザーでもある「Me'Shell Ndegeocello」の5作目のアルバム。レゲエやダブなどのサウンドをどこか感じさせる意欲作。アレンジや作曲などでも彼女も才能は十分に発揮されている。
「あなたから自由になりたい」――ディスクの冒頭近くで、ンデゲオチェロはそう歌う。さらに、ボブ・マーリーの「Get Up Stand Up」から反ユートピア的な一節を引用することで、世界の救済というテーマをも打ち出している。本作の音楽的野心は大きく、同じリスナー層を持つ最近のネオ・ソウル・アルバムとは比べものにならないほどだ。何度か現れるダブワイズな手法とロック的なギター・ソロは70年代を思わせるが、本作はゲイやカーティス・メイフィールドの影響にほとんど縛られていない。『Comfort Woman』にはインスピレーションをみなぎらせ、独創性を全開にしたンデゲオチェロの姿がある。(Amazon.co.jpより)
SongList
- Love Song #1
- Come Smoke My Herb
- Andromeda & The Milky Way
- Love Song #2
- Body
- Liliquoi Moon
- Love Song #3
- Fellowship
- Good Intentions
- Thankful