高橋幸宏氏によるフルアルバム。疾走感のあるビートが心地よいが決して重苦しいものではなく、軽快でさわやかな印象。心が癒されるエレクトロニカ作品です。夕暮れの太陽を浴びながらこの作品をいつまでも聴いていたい。そんな気持ちになれる1枚。
2008年、Yellow Magic Orchestraとして28年ぶりのロンドン公演と続くスペイン公演を行う一方、原田知世、高野寛らとの新バンドpupaを主宰、アルバム『floating pupa』を発表して大いに話題を呼んだ高橋幸宏。昨年11月のpupaライブ・ツアーの感動も覚めやらぬ2009年3月11日、早くもソロ・アルバム『Page By Page』のリリースが決定。 ソロ・ワークスとしては、約3年ぶり22作品目となる本作は、『floating pupa』制作時と重なる2008年初頭より制作がスタート。マイペースかつ着実にレコーディングを進めてきました。'06年発表の前作『Blue Moon Blue』、pupaのサウンドを継承しながらも、さらに大きくポップ・アップした、アコースティックかつエレクトロニカ、瑞々しくもアグレッシヴで華やかな、まさにポップ・エッセンスを自在に操る高橋幸宏ならではの作品に仕上がっています。 本作には、高橋幸宏の呼びかけに世界各国のアーティストが参加を快諾。海外でもその音楽性を高く評価されている高橋幸宏らしく、素晴しいアーティストたちが集結しました。その自由な音楽性から目が離せないアイスランドからはシガー・ロスのレコーディングやライヴの片腕的存在であり、美しく且つ流麗なインステゥルメンタルを発表しているamiina。ドイツからはここ近年、いつかは一緒にレコーディングをしたいと願っていたジャーマン・エレクトロ/ポスト・ロックの最重要バンドとも呼ばれるLali Puna。チリ共和国からは、Senor Coconut名義で発表したY.M.O.のカバー・アルバムが大きな話題を呼んだ、ラテン音楽と電子音楽を混淆させた実験的かつポップな音楽で知られるAtomTM。ロンドンからは、互いに音楽的良き理解者であり、今や兄弟的存在とも言えるSteve Jansen。東京からはこちらも旧知の間柄であり、その音楽性をリスペクトするCorneliusが参加しています。 高橋幸宏がもっとも注目し、また敬愛してやまない世界各国の愛すべき先鋭的なアーティストたちとのコラボレーションを含む珠玉の12曲。世界中を探しても見当たらない唯一無二のニュー・アルバム『Page By Page』、大注目です。 アルバムのアート・ディレクションを世界のブランドや一流デザイナーと親交をもつ、ファッション・ディレクター祐真朋樹が手がけていることも要注目です。(Amazon.co.jpより)
- Out There
- The Words
- My Favorite Hat
- Out of Here
- Perfect Wound
- The Muse
- Emerger
- Atomic Chicken Dog
- You’ve Got To Hide Your Love Away
- Indefinable Point
- Meteor Rain
Leonids on the morning of November 17th - Valerie