Virgins

Tim Hecker

世界の音響エレクトロニック・ミュージックシーンの人気・実力共にトップクラスのカナダ人ベテランサウンド・アーティストTim Hecker。Pitchforkをはじめ、様々なメディアで大絶賛された前作「Ravedeath, 1972」(2011年)に続く、注目の7thソロアルバム「Virgins」を完成! 前作『Ravedeath, 1972』(2011年)が各メディアで非常に高い評価を受け、カナダのグラミー賞であるジュノー賞を受賞、さらに現在最も注目を集める若手エレクトロニック・ミュージシャンDaniel Lopatin(Oneohtrix Point Never)とのコラボレーション『Instrumental Tourist』(2012年)を発表するなど、ベテランながらも常に新たな挑戦を続けるカナダ人サウンドアーティスト、ティム・ヘッカー。 ソロアルバムとしては通算7枚目となる新作「Virgins」は、2012年、主にレイキャビック、モントリオール、シアトルの3都市で、複数の楽器アンサンブルを用いたスタジオでのライブレコーディングから制作された。ミックスはティム・ヘッカー本人と、Bedroom Communityレーベルのオーナーであり、Bjork, Feist, Bonnie 'Prince'Billy, mumらとコラボレーションを行うアイスランド人ミュージシャン/プロデューサー、ヴァルゲイル・シグルズソンの2人が担当、さらに前作に引き続きベン・フロスト、そしてSunn O)))やボリスのプロデュースで知られるランダル・ダンがレコーディングの補佐として参加。 本来デジタルミュージックでは行われないような、時間、旋律、様相の概念から抜け出した音楽を制作することを目指したという本作。木管楽器、ピアノ、シンセサイザーを使用したこれまでの作品よりもより幅の広いサウンドパレットと、これまでに無かったパーカッシブな要素や明確な音の輪郭などが、密度の濃い引き締まった印象を与える。そして時折初期ミニマルミュージックの神学的な願望からの影響も取り入れつつ、生楽器とエレクトロニクスによるコントロールされたオーケストレーションで非常に神秘的で神々しいまでに美しい響きのアンビエント・ドローン・サウンドを織りなす。まさにティム・ヘッカーの現在進行形の進化を示した作品と言えるだろう。(Amazon.co.jpより)

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