京都在住の気鋭のアーティスト、原 摩利彦とPolar Mがコラボレーション・アルバムをリリース。優美なピアノと暖かなギターのメロディーに、淡いエレクトロニクスをデリケートに融合した、洗練された美しさと素朴な優しさを同時に包含するポスト・クラシカル~アンビエントサウンド。
ソロや柳本奈都子とのユニットrimaconaの他、映画や舞台の音楽、またダムタイプ高谷史郎のプロジェクトメンバーとしても活動する原 摩利彦と、ギターを用いたサウンドスケープでソロやユニットでの活動の他、ダンスや映像作品の音楽制作を行うPolar Mこと村中真澄。この多岐に渡り活躍する京都在住の気鋭のアーティスト2人によるコラボレーションアルバムがマレーシアのmu-nestよりリリースされる。
10年来、お互いの作品を賞賛してきたという原と村中。「Beyond」と名付けられた本作では、2人が持っていたこれまでの見解やアイデアなどのボーダーラインを超えて、感情の赴くまま、より自由な発想で制作が行われた。
原の優美なピアノのタッチと村中の暖かなギターサウンドを基調に、繊細なエレクトロニクスを纏わせた息を飲むほど美しくエモーショナルな10篇の楽曲には、エレガントなポスト・クラシカルやムーディーなジャズ、牧歌的なフォークトロニカ、ドリーミーなアンビエントまで、非常に豊かな音楽要素が絶妙にブレンドされている。まさにお互い音楽的な境界線を超えて才能の融合をはかったような素晴らしいアルバムが誕生した。また、以前この2人が楽曲を提供したフィリピンのコンテンポラリー・ダンサー、ミア・カバルフィンの美しい声によるスポークン・ワードをフィーチャーしたトラックも収録。アルバムに、よりドリーミーな雰囲気を添えている。
マスタリングは畠山地平、アートワークの写真は嶋本 麻利沙、デザインは佐藤いつか(sonihouse)が担当。（Amazon.co.jpより）
