晩年のジョン・ケージが笙演奏家の宮田まゆみのために書いた曲で、笙とヴァイオリンで演奏されている。霞んでいく空気のような、繊細だけど、芯のある音とドローン。部屋のそとの音とも完璧にマッチしていて、メディアに固定された録音物と言えど、環境や時間によって、まだまだ聞こえ方が変わってくるのだなということも実感できた。(ルイス ナヌークのコメントより)